約1年前、筆者は急に床で仕事がしたくなり5,000円ほどの座椅子を購入した。
購入した当初はとにかく早く床に座って仕事がしたいと思う気持ちが強すぎて肝心の座椅子を適当に選んだのだが、今思うともう少し座椅子のことを調べて購入すれば良かったと後悔している。
というのも、先日お邪魔した家でたまたま座椅子に座らせていただく機会があり、その座椅子の座り心地があまりにも良くて驚いたのだ。
その座椅子と筆者の座椅子の大きな違いは、クッション性や商品のお値段ではなく、ずばり「肘掛け(肘置き)」の有無だった。
具体的には、肘掛けに腕を置いたり外したりすることで肩こりになりにくいと感じた。さらには身体全体の疲れも軽減されたように感じたのだ。
そこで今回は「肘掛け」を備えたオススメの座椅子をいくつか紹介したいと思う。これから座椅子の購入を考えている方の参考になれば幸いである。
「肘置き」「肘掛け」を備えた座椅子
▲こちらはアイリスプラザの座椅子。
くつろぎながら読書やスマホ操作、映画観賞をするのに適している。
背もたれと肘掛けをリクライニングでフラットな状態にして横になれるのも魅力。
ただし、足置きがあるため普通のテーブルが置けず書き物やパソコン操作には若干不向きである。この座椅子でパソコンを使うなら膝の上にのせるか、記事の最後で紹介する「昇降式デスク」を使用する形になるだろう。
▲こちらは座面の厚みが16cmもあり、デザイン的にも社長気分が味わえそうな明光ホームテックの座椅子。
椅子が回転式になっているため横にある物を取りやすいのが特徴。
首の角度にも工夫が見られ、よりリラックスして作業に取り組める。
▲こちらは山善の肘掛け付きリクライニングチェア。
クッションは低反発。お値段がリーズナブルなのでコスパ重視の方におすすめしたい。
▲こちらはWLIVEのひじ掛け付き座椅子。
折りたたみ式の座面を広げることで脚を伸ばして使うことが可能。
背もたれもフラットな状態まで倒せるため全長170cmのソファーベッドとしても使える。
▲こちらはドウシシャの回転式高座椅子。
高座椅子のメリットは座ったり立ち上がったりしやすい点である。膝や腰に不安がある方には高座椅子をおすすめしたい。
反対にデメリットは高さが中途半端な点である。普通の椅子より低く、座椅子より高いため机仕事をしたい方はテーブル選びが難しい。
あくまでも高座椅子は電話の横に置いたり一時的にくつろぐための場所として使い、長時間座るならソファーを選ぶことをおすすめする。
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おまけ:床で机仕事ができる昇降式デスク
どうしても座椅子に座って机仕事をしたい方には次のような幅の広いロータイプデスクをおすすめする。
▲こちらは幅が690 mmあり、長座椅子との相性が良い。
高さの調整はもちろん、 天板の角度まで調整できるのでラクな姿勢で作業ができるはずだ。
天板の下(自分側)には、手前に傾けてもペンなどが落ちないようにストッパーも完備してある。
ストッパーにはノートパソコンや雑誌が滑り落ちてこないようにする役割もあるためパソコン作業も可能となっている。
デスクよりも座椅子派の方は導入を検討してみてはどうだろうか。