SYUNOTEでは家に収納スペースが少なくても広々と快適な生活が送れるような家を目指すべく、さまざまな収納アイテムや収納アイデアをご紹介しています。
今回ご紹介するのはトランクルームです。
トランクルームとは、いわゆる貸し倉庫です。自宅以外の場所にトランクルームを借りることで家の中に収まりきれない物を収納することができます。
本記事では数あるトランクルームサービスの中から「宅トラ」という人気サービスをご紹介したいと思います。
宅トラの評判・口コミ、メリット・デメリット
「宅トラ」のメリット・デメリット、評判・口コミを解説します。
「宅トラ」のメリット・デメリット
「宅トラ」の最大のメリットは、その名のとおり宅配型のトランクルームサービスだということです。わざわざ自分でトランクルームまで荷物を運ぶ必要がないため車がない方に向いていますし、倉庫からの出庫指示はWebから簡単に行えます。
また、本や雑誌などの小物類にも低料金で対応していることや、対象地域が全国(一部離島を除く)というのも大きなメリットです。
・宅配型のトランクルームサービス
・本や雑誌などの小物類にも低料金で対応
・対象地域が全国
一方、デメリットは荷物の保管場所に直接行くことができないことです。
「宅トラ」では配送大手のクロネコヤマトが利用でき、荷物情報は画像で管理できるよう最大限配慮されています。
さらに1梱包あたり上限30万円または1BOXあたり60万円までの補償も付いていますが、それでも大切な荷物を他人に運ばれることに抵抗感のある方には不向きなサービスです。
どうしても自分の手で管理したい方は.Rコンテナ(ドッとあ〜るコンテナ)などを利用すると良いでしょう。
・荷物を他人に運ばれることに抵抗感のある方には不向き
「宅トラ」の口コミ・評判
口コミ・評判は下記のとおりです。
宅トラ便利そう。物預けたくなったら見てみよ。サイトも可愛い
— swen (@engengluv) August 18, 2021
積みボドゲのために部屋を借りよう案件、コストと今のオデの環境からすると、実は「宅トラ」のような配送業者を使うタイプのトランクルームがベストのような気がしてきた。ミニボックスでもダンボール24箱収納可で月額4980円(税別)、初回引き取り料19000円。
— 小山田浩史 (@magonia00) December 6, 2018
来客用の布団とかでかくてたまにしか出し入れしないからこれは宅トラ向け、冬季保管中の自転車も同じく宅トラだな。季節ものの服やPCパーツ空箱なんかも宅トラだろうか。
— rs*К.Мася お嬢様 @ 12/06-09は九州 (@rs_pferd) January 15, 2018
トランクルーム借り始めた。屋内型で衣類も精密機器もゴリゴリと詰め込んで部屋が多少スッキリした。ヤマトの宅トラはすぐの出し入れには不向きかつ業者の担当者によっては荷物がかなりガサツに扱われてる気がする。精密機器が多い俺には不向き、解約かな…。
— rs*К.Мася お嬢様 @ 12/06-09は九州 (@rs_pferd) September 3, 2018
「宅トラ」の月額利用料金
「宅トラ」では以下の3つのサービスが展開されていて、それぞれ料金体系が異なります。
- 『ちびタイプ』:本や雑誌など小物を保管したいユーザーにぴったりな小さいサイズのダンボールで荷物を保管するサービス
- 『ボックスタイプ』:スーツケース、ゴルフバックなどダンボールに入らない大型の荷物を保管したいユーザーにぴったりのボックスタイプ指定のカーゴで荷物を保管するサービス
- 『大型荷物』:ベッド、ソファなどボックスタイプのカーゴに収まらない大きなお荷物を単独で保管したいユーザー向けのサービス
それぞれの料金は以下の通りです。
『ちびタイプ』の料金詳細
■ ちびトラ3(関東地域、山梨で利用の場合)
「ちびトラ3」は小さいサイズのダンボール3つのプランです。
- 月額保管料:1,628円(税込)
- 初回引取料:4,950円(税込)
- ダンボール費用3個分:990円(税込)[330円/個]
■ ちびトラ5(関東地域、山梨で利用の場合)
「ちびトラ5」は小さいサイズのダンボール5つのプランです。
- 月額保管料:2,178円(税込)
- 初回引取料:8,250円(税込)
- ダンボール費用5個分:1,650円(税込)[330円/個]
■ 荷物の配送料金(片道)
- 倉庫からの配送料金:1,650円(税込)/個
- 倉庫への配送料金 : 1,650円(税込)/個
『ボックスタイプ』の料金詳細
■ミニボックス(東京都から引取の場合)
ミニボックスはやや小さめのカーゴに荷物を収納するプランとなります。
- 月額保管料:5,478円(税込)
- 初回引取料:20,900円(税込)
■レギュラーボックス(東京都から引取の場合)
レギュラーボックスは普通サイズのカーゴに荷物を収納するプランとなります。
- 月額保管料:6,600円(税込)
- 初回引取料:24,200円(税込)
■ 預けた荷物の配送料金(往復)
荷物の3辺合計の長さ
- 60cmまで:1,818円(いずれも税込)
- 80cmまで:2,037円
- 100cmまで:2,297円
- 120cmまで:2,516円
- 140cmまで:2,781円
- 160cmまで:3,000円
- 200cmまで:6,946円
- 250cmまで:10,591円
- 300cmまで:14,510円
- 350cmまで:20,629円
- 全量(ミニ):20,900円
- 全量(レギュラー):24,200円
※ 全量での出庫は片道のみでの取り扱いとなります。
※ 新たに荷物を追加する場合は通常のヤマトの配送料金となります。
『大型荷物』の料金詳細
大型荷物の月額保管量、初回引取料、倉庫からの配送費用は下記のとおりです。
荷物の三辺合計の長さ(縦×横×高さ) | 月額保管料(税込) | 初回引取料(税込) | 倉庫から荷物を配送するのに発生する費用(税込) |
---|---|---|---|
250cmまで | 2,475円 | 7,535円 | 10,591円 |
300cmまで | 3,960円 | 10,945円 | 14,510円 |
350cmまで | 6,435円 | 16,555円 | 20,629円 |
400cmまで | 9,405円 | 23,375円 | 27,449円 |
450cmまで | 13,530円 | 30,195円 | 34,269円 |
※ 新たに荷物を追加する場合は通常のヤマトの配送料金となります。
初回の請求費用
「宅トラ」では初回引取料+利用初月の保管料日割り金額と2か月分の保管料が初回にクレジットカードで落とされます。
初回以降は月額保管料が毎月末に請求されます。
「宅トラ」の割引キャンペーン
記事執筆時、「宅トラ」では『保管料6ヶ月半額キャンペーン』が実施されています。
6カ月分の保管料半額相当は初回引取料からまとめて値引きされます。
キャンペーン期間は2022年1月31日(月)までとなっています。
「宅トラ」の最低利用期間
「宅トラ」には6か月間の最低利用期間が設定されています。
6か月以内に解約した場合でも初回引取料、6か月分の保管料、全量出庫料の合計が発生します。
「宅トラ」の対象地域
「宅トラ」では全国(一部離島を除く)の集荷に対応しています。
保管場所は400年来、風水害のない茨城県古河市の郊外倉庫となります。(直接の訪問は不可)
他社との比較
宅トラ | A社 | B社 | |
---|---|---|---|
月額料金 | 1,628円〜 | 2,000円台〜 | 1,000円台〜 |
対象地域 | 全国(一部離島除く) | 9都道府県 | 4都県 |
配送 | あり | なし | あり(初回のみ) |
SYUNOTE調べ(記事執筆時)
「宅トラ」ではヤマト運輸が配送を行います。
クロネコヤマトのスタッフが自宅まで来て荷物の引き取り、保管を行います。
自宅以外での引き取り、自宅以外の場所への出庫も可能です。
「宅トラ」はこんな人におすすめ
「宅トラ」は宅配型トランクルームサービスのため、自分でトランクルームに荷物を持って行くことが困難な方に向いています。仕事で忙しい方や車を持っていない方、身体的障害で車の運転や荷物の搬入が難しい方におすすめです。
また、小型の荷物だけでなく大型荷物にも対応しているため、たとえば家の建て替え時に家具家電の一時避難場所として使う手もありますし、今住んでいるマンション、アパートより狭い(収納の少ない)家に引っ越すことになったときに第2の収納場所として利用するのも賢い選択です。(6ヶ月間の最低利用期間に注意)
「宅トラ」の5つの利用手順
「宅トラ」の利用手順は以下のとおりです。
- 【手順1】宅トラ公式サイトから申し込み
- 【手順2】スタートアップキットの中に入っている申込書に記入して返送する
- 【手順3】梱包
- 【手順4】クロネコヤマトに集荷を依頼する
- 【手順5】10営業日ほど経つとWeb上で荷物情報の確認が可能に
【手順1】宅トラ公式サイトから申し込み
宅トラ公式サイトの「預ける」から申し込みを行います。(PCの方は上の画像の箇所、スマホの方は画面下に「預ける」ボタンがあります)
「宅トラ」を利用するには月額保管料金のほかに初回引取料が必要です。
まずは「初回引取料」のセクションで利用したいサービスの申し込み数量を「+」「−」を使って入力してください。
すると「月額保管料」の箇所にも金額が反映します。
確認したら「上記に同意する」の箇所にチェックを入れ、『申し込み手続きへ』をクリックしてください。
次に「お客様登録」をします。
名前やメールアドレス等の必要事項を入力して『入力内容を確認する』をクリックしてください。
ここまできたら最後にクレジットカードの情報を入力して『登録する』をクリックすると申し込みが完了します。
【手順2】スタートアップキットの中に入っている申込書に記入して返送する
Webでの申し込みが終わると自宅に「スタートアップキット」という書類一式が送付されてきます。
中に入っている「寄託申込書」と「集荷依頼書」に記入・捺印して返送用封筒で返送します。(希望の引取り日時の3週間以上前に到着するように返送すること)
※ちびタイプを申し込んだ方は自分でクロネコヤマトに集荷の依頼をするため「集荷依頼書」は入っていません。「寄託申込書」のみ返送してください。
【手順3】梱包
書類を返送したら荷物の梱包をはじめます。
ちびタイプを申し込んだ方にはスタートアップキットと一緒に専用のダンボールが届いているはずなのでそちらに梱包してください。
ボックスタイプを申し込んだ方は、お持ちのダンボールに荷物を梱包してください。梱包用ダンボールが必要な方はヤマトに手配することもできます。(電話:0120-954-676)
また、スタートアップキットの中に「NekoMemo」という荷物をメモするシールが入っています。そちらに記入してダンボールに貼り付けておくことで中身の判別が可能となります。
料金は1BOX6,600円(税込)、2BOX以降は2,200円(税込)となっています。
【手順4】クロネコヤマトに集荷を依頼する
荷物の梱包が終わったらクロネコヤマトに荷物を預けます。
ちびタイプをご利用の方はご自身でヤマト運輸に集荷の依頼をしてください。
ボックスタイプご利用の方は、スタートアップキットの申込み書類が「宅トラ」に到着後、引取り日時の調整のためヤマト運輸から連絡がきます。大型の家具、家電以外は集荷日までにきちんと梱包しておきましょう。
【手順5】10営業日ほど経つとWeb上で荷物情報の確認が可能に
無事に集荷が終わり10営業日ほど経つとインターネットで荷物情報の確認が可能となります。
荷物情報は荷物が倉庫に到着後撮影された写真やご自身で記入したNekoMemoシールの画像で確認することができます。
なお、倉庫からの出庫や追加で保管したい荷物の依頼もWebから可能です。
まとめ
SYUNOTEでは収納スペースが少なくても広々と快適な生活が送れるような家を目指すべく、様々な収納アイテムや収納アイデアをご紹介してきました。
不要になったと考えられる物はできるだけ手放すことが望ましいですが、思い出の品であったり、まだ使える物を処分することは容易なことではありませんよね。
そんなときに役に立つサービスが今回ご紹介した「宅トラ」だと思います。思い出の品はもちろん、年に1回しか使わない季節ものやレジャー用品、自分だけのコレクション品などなど、家に収納が足りなくて困った際は「宅トラ」を利用されてみてはいかがでしょうか。
・宅トラ