部屋がいつも綺麗に気持ち良く整理整頓されている人と、いつも汚部屋状態の人には実は明確な違いがある。
この記事では、最も汚部屋に陥りやすい人の特徴を4つに絞ってご紹介する。
なぜかいつも部屋が散らかってしまうという人は自分が該当しないかチェックしてみてほしい。
汚部屋に陥りやすい人の4つの特徴その1:「モノを定位置に戻す習慣がない」
人間が仕事や学校を終えて家に帰ってくるように、モノにも住所(定位置)が必要なのだが、汚部屋に陥りやすい人は、モノを定位置に戻すという習慣があまりない。
洋服、食べ物、ハサミ、本、電卓、化粧品などなど、本来置いておくべき場所が決まっているにも関わらず、出したら出しっぱなしの状態になってはいないだろうか。
そういう人は、まず「出したら元の位置に戻す」ことを普段の生活から意識してやってみるといいだろう。習慣は時間をかけて変えることができるので、ぜひチャレンジしてみてほしい。
汚部屋に陥りやすい人の4つの特徴その2:「熱中している趣味が多い」
特徴その2としては、「熱中している趣味が多い」ことが挙げられる。
ここで勘違いしてほしくないのは、趣味を持つなとか、辞めろと言っているわけではないということ。
人間、趣味が多いに越したことはない。僕もいくつかの趣味を持っているが、趣味に没頭できる時間というのは生きていくうえでとても大切である。
ただし、汚部屋に陥りたくないと考えるならば、趣味のモノを減らすことも考えなければならない。
例えば、家が狭いにも関わらずコレクションなどで部屋中が埋め尽くされているというのは考えものだ。
その状態に幸福を感じる場合を除き、汚部屋を脱出したいと考えているのであれば趣味のモノを減らすか、それらを置いても問題がない広い家に引っ越すことを考えたほうが良いだろう。
汚部屋に陥りやすい人の4つの特徴その3:「セールに弱い系女子」
特徴その3は、「セールに弱い」こと。
これは特に女性に多いのだが、「セール」という言葉を見ただけで必要ではないはずのモノまで購入してしまう人は要注意だ。
結局ほとんど使うことがないまま、部屋のどこかに買ったモノが眠ってしまうことが考えられる。
あとから『どうしてコレを買ったんだろう』とよく思ってしまう人も「セールに弱い系女子」に多いので気を付けよう。
「セール」の札やポップを見ても、それが本当に必要なモノかどうかを落ち着いて考えるように心掛けてほしい。
汚部屋に陥りやすい人の4つの特徴その4:「モノが捨てられない、ITISI(アイティーアイエスアイ)人間」
最後の特徴は、「モノが捨てられない、ITISI(アイティーアイエスアイ)人間」が挙げられる。
「ITISI(アイティーアイエスアイ)人間」とは、『いつか使うって、いやいや、それっていつなの人間』の略称である。(笑)
これは上述した特徴2や特徴3にも共通して言えることだが、汚部屋に陥りやすい人は、えてして家の中にモノが溢れかえっていることが多い。とにかくモノが多すぎるのだ。
以前、「物が片付く!収納上手になるために抑えておきたい4ステップ!」という記事を投稿したことがある。
その記事では、モノを片付けて部屋を綺麗にするための手順を4つに分けて紹介したが、そのなかにも「自分にとって必要な物か不必要な物かを判断する」というステップを設定してある。
しかし、それはステップ2なので「ITISI(アイティーアイエスアイ)人間」を卒業しなければ、次のステップには進めないし、汚部屋をうまく脱出できないのである。
それくらい、使わないモノを判断して処分することは大切なのだ。
具体的には、自分にとって必要な物か不必要な物かを見極めるための判断基準を決めることが大切である。
例えば「1年以上着なかった服や靴は不必要」とか「1年間読んでいない本や雑誌、マンガは不必要」といった感じで、自分で判断基準を決めて選別していく方法がオススメとなる。
もちろん思い入れの強い記念品などは例外ではあるが、モノをうまく捨てられない人は判断基準が緩く、「いつか使う」「とりあえずとっておく」とついつい考えてしまいがちなので、やや自分に厳しめに選別して処分するように頑張ってみてほしい。